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東京で働く外国人のための仕事ガイド:求人の多い業種・通勤・相談窓口
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東京は、外国人が応募できる求人の数も、外国人の受け入れに慣れた企業の数も、日本でいちばん多い都市です。外資系企業やスタートアップ、ホテル、小売店、飲食店、そして首都圏の物流を支える倉庫まで、さまざまな職場で外国人が働いています。一方で、通勤時間の長さ、家賃の高さ、条件のよい仕事をめぐる競争の激しさも全国有数です。
この記事では、東京で外国人を採用している主な業種、通勤と交通費の一般的な扱い、生活費の考え方、給与で確認すべき点、無料で使える公的な相談先を紹介します。一般的な情報であり、法的助言ではありません。仕事が在留資格に適合するかどうかを判断するのは出入国在留管理庁で、OlaJobは入管当局ではありません。
外国人を採用している東京の主な業種
東京の求人は幅広いものの、外国人の採用が多い分野はある程度決まっています。どこを狙えるかは日本語力と、何より在留資格によって変わります。
大まかに言えば、技術・人文知識・国際業務の人はIT・事務・翻訳・営業、留学生と家族滞在の人は週28時間以内のアルバイト、永住者や日本人の配偶者など就労制限のない人は、派遣の物流も含めてあらゆる合法な仕事が対象になります。
英語で働ける職場の選択肢も国内でいちばん多い一方、応募者も多い街です。同じ履歴書を大量に送るより、自分に合った求人に絞って丁寧に応募するほうが結果につながりやすいでしょう。
- IT・テクノロジー:外資系企業の日本拠点、スタートアップ、フィンテック、ゲーム、EC。英語で働くエンジニアチームは都心に集中しており、在留資格は技術・人文知識・国際業務が一般的です。
- ホテル・宿泊:訪日客の多いエリアのホテルで、多言語を使うフロントやゲストリレーション職の募集があります。所定の試験に合格すれば、特定技能(宿泊)でより幅広いホテル業務に就く道もあります。
- 小売:観光地の免税カウンター、ドラッグストア、家電量販店、百貨店などで、中国語、韓国語、英語、ベトナム語、タイ語などを話せる人材が求められています。アルバイトや派遣が多く、日常会話程度の日本語はほぼ必要です。
- 飲食:レストラン、居酒屋、ファストフード、セントラルキッチンなど。資格外活動の範囲で働く留学生の大きな受け入れ先で、外食業は特定技能の対象分野でもあります。
- 物流:港や空港に近い湾岸エリア、多摩地域、郊外の高速道路沿いにある大型の物流センター。ピッキング、梱包、仕分けなどで、夜勤を含むシフト制が多い仕事です。
- 事務・専門職:翻訳、貿易、海外営業、人材、旅行企画など。母語に加えて、ビジネスレベルの日本語を求められるのが通常です。
通勤と交通費
東京の通勤は電車が中心で、主要路線のラッシュ時は非常に混雑します。地方都市より移動時間が長くなりがちなので、内定の承諾や部屋の契約の前に、実際に通う時間帯で、乗り換えや駅からの徒歩も含めてルートを確かめておきましょう。
通勤手当(交通費)は、法律ですべての雇用主に支払いが義務づけられているものではありませんが、東京では支給されるのが一般的です。正社員なら合理的な経路の定期券代を、月の上限額まで支給する形がよく見られます。アルバイトや派遣はさまざまで、実費を日額で払う、上限つきで払う、時給に含めるといった形があります。どれに当たるかを確認し、書面で残しておきましょう。
シフト勤務にも注意が必要です。電車は深夜0時ごろに終わり、早朝に動き出すため、物流や食品製造に多い深夜・早朝シフトは、電車のない時間に始まったり終わったりすることがあります。送迎バスの有無、自転車通勤の可否、追加の交通費が出るかを事前に聞いておきましょう。
- 日々の移動には、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードが便利です。
- 交通費が定期券代で出るのか、月の上限はいくらかを確認する。
- 自転車通勤が認められているか、職場に駐輪場があるかを確認する。
- 引っ越したら会社に伝え、届け出た経路と手当を更新してもらう。
生活費は「ひと月全体」で考える
東京でいちばん大きな出費は家賃で、エリアによって大きな差があります。都心や人気の街は高く、都心から離れた区、多摩地域、隣接する埼玉・千葉・神奈川は比較的安い代わりに通勤が長くなります。交通費と通勤時間まで含めると、いちばん安い部屋がいちばん得な選択とは限りません。
入居時には家賃以外の費用もかかります。敷金、礼金、仲介手数料、保証会社の利用料などを合わせると、家賃の数か月分になることも珍しくありません。来日直後は初期費用を抑えられるシェアハウスや社員寮から始める人も多いですが、契約の種類、退去の予告期間、寮費が給与天引きかどうかは必ず確認しましょう。
家賃以外にも、健康保険と年金の保険料、所得税、住民税がかかります。住民税は前年の所得に基づくため、通常は日本での2年目からかかり始め、急に手取りが減ったと驚く人も少なくありません。手取り額は求人の額面よりかなり少なくなるので、仕事を比べるときは毎月実際に口座に入る金額で考えましょう。
東京の最低賃金と給与の見方
東京都の最低賃金は全国でいちばん高い水準です。毎年改定され、通常は10月ごろから新しい額が適用されるため、古い求人や知人から聞いた金額はすでに変わっている可能性があります。最新の額は厚生労働省のウェブサイトで確認してください。最低賃金は国籍や在留資格に関係なく、アルバイトの留学生や派遣社員を含むすべての労働者に適用されます。
時給の仕事を比べるときは、表示された時給だけでなく割増賃金も確認しましょう。法定労働時間を超える残業と、午後10時から午前5時までの深夜労働には、少なくとも25%の割増賃金を支払うことが法律で定められています。研修期間中に時給が下がるか(その場合も最低賃金を下回ることはできません)、交通費が別途支給されるかも大切なポイントです。
月給制の仕事では、東京の求人によく見られる固定残業代(みなし残業)に注意してください。一定時間分の残業代があらかじめ給与に含まれている仕組みで、何時間分でいくらなのかが求人に明記されているべきものです。雇用契約書と給与明細はすべて保管しておきましょう。納税、在留期間の更新、万一のトラブルの際に必要になります。
無料で使える公的な相談先
東京外国人雇用サービスセンターは、国の公共職業安定機関の一つです。主に、卒業後の就職を目指す留学生と、技術・人文知識・国際業務などの専門的・技術的分野の仕事を探す外国人を支援しており、職業相談、求人紹介、セミナーなどを英語対応も含めて行っています。場所は新宿区の四谷駅のすぐ近くです。開所時間や予約の要否は、訪れる前に公式サイトで確認してください。
アルバイト、工場、物流、飲食など、それ以外の仕事を探すなら、都内各地にあるハローワーク(公共職業安定所)が窓口です。サービスは無料で、曜日を決めて通訳を置いている所や、電話通訳に対応している所もあります。失業したときの雇用保険の手続きもハローワークで行います。
賃金の未払い、突然の解雇、危険な作業環境など職場のトラブルは、労働基準監督署や、厚生労働省の多言語による相談窓口に相談できます。四谷にある外国人在留支援センター(FRESC)には、外国人向けの国の相談窓口がまとまっており、在留資格に関する質問は出入国在留管理庁で受け付けています。OlaJobは在留資格と適合する可能性のある求人を探して比べるのに役立ちますが、法的な代理は行いません。
住む場所と通勤ルートの選び方
先に住む場所を決めてから仕事を探す人が多いのですが、東京では逆の順番のほうがうまくいくことがよくあります。勤務先、少なくとも利用する路線が決まってから乗り換えの少ないエリアを選べば、会社が負担しない交通費を自分で払う事態も避けられます。
特定の国の出身者が多く住み、食材店やレストラン、礼拝の場所がそろっている地域もあります。来日したばかりの時期には心強い存在ですが、仕事探しの範囲まで狭めないようにしましょう。条件のよい仕事は街の反対側にあるかもしれず、東京の鉄道網なら十分に通えます。
- 乗り換え3回の少し安い部屋より、乗り換え1回の部屋のほうが価値がある場合が多い。
- 勤務先まで1本で行ける路線なら、埼玉・千葉・神奈川から通うのも選択肢になる。
- 郊外の物流センターで夜勤をするなら、都心に近いことより自転車で通える距離のほうが大切なこともある。
- 転入したら14日以内に市区町村役場で住所の届出をし、引っ越すたびに更新する。
- 職場から遠い部屋を契約する前に、交通費の支給条件を確認する。
東京で仕事を探す人のための在留資格の注意点
東京は求人が多いぶん、在留資格で認められていない仕事にうっかり就いてしまうリスクもあります。承諾する前に、実際の業務内容と在留資格で認められた活動を照らし合わせてください。技術・人文知識・国際業務で転職した場合は14日以内に出入国在留管理庁への届出が必要で、新しい仕事も資格に適合していなければなりません。事前に確認したい場合は、就労資格証明書の交付を申請する方法もあります。
留学生と家族滞在の人は、資格外活動許可を受けたうえで、原則として掛け持ちも含めて合計週28時間以内でしか働けません。留学生は、学校が定める長期休業期間中に限り1日8時間以内まで可能です。風俗営業の店での仕事は、清掃や皿洗いであっても禁止されています。
内定がないまま卒業した留学生は、学校の推薦を受けるなどの条件を満たせば、一定期間、就職活動を続けるための特定活動に変更できる場合があります。在留期限が迫る前に、出入国在留管理庁で最新の条件を確認しておきましょう。
チェックリスト
- 実際の業務内容が自分の在留資格に適合している
- 東京都の最新の最低賃金を厚生労働省のサイトで確認した
- 交通費の有無、上限額、対象となる経路を把握している
- ラッシュ時の通勤ルートを実際に試した
- 月々の家賃だけでなく、入居時の初期費用も計算に入れた
- 契約書で時給・月給、割増賃金、固定残業代の有無がはっきりしている
- 雇用契約書と給与明細をすべて保管している
- 最寄りのハローワークの場所を知っている
よくある質問
東京で外国人が見つけやすい仕事は何ですか?
在留資格と日本語力によって異なります。留学生は資格外活動の範囲で飲食や小売から始めることが多く、英語や専門スキルのある人はIT、ホテル、国際ビジネスが中心です。就労制限のない在留資格の人は、物流や派遣の仕事も選択肢になります。
東京の会社は通勤費を払ってくれますか?
多くの会社が支給しますが、すべての仕事で法的に義務づけられているわけではなく、条件もさまざまです。正社員は定期券代を月の上限まで支給することが多く、アルバイトや派遣では日額の実費、上限つきの支給、時給に込みなどの形があります。必ず書面で確認してください。
東京の最低賃金はいくらですか?
東京都の最低賃金は全国で最も高い水準です。毎年、通常は10月ごろに改定されるため、この記事では金額を載せていません。最新の額は厚生労働省のウェブサイトで確認してください。国籍や在留資格に関係なく、すべての労働者に適用されます。
東京外国人雇用サービスセンターでアルバイトを探せますか?
同センターは主に、卒業後の正社員就職を目指す留学生と、専門的・技術的分野の仕事を探す人を支援しています。アルバイトやその他の仕事を探す場合は、最寄りのハローワークを利用するのが一般的です。
東京の外に住んで通勤するほうがよいですか?
場合によります。埼玉・千葉・神奈川に住めば家賃が抑えられ、部屋も広くなりやすい一方、通勤は長くなります。ラッシュ時のドアツードアの所要時間と、会社の通勤手当が全区間をカバーするかを確かめてから決めましょう。